総務課

第1回 5月7日(月)よもぎ摘みと春のお茶会(野草茶飲み比べ)

お茶・薬草部では5月7日(月)に『よもぎ摘みと春のお茶会(野草茶飲み比べ)』の会を行いました。
よもぎ摘みプレイベント案内.pptx (1).jpg神山町では年中あちらこちらで多種多様の薬草が見られます。春はやっぱり、よもぎ!健康に良い薬草である事は知られていますが、実際に活用してる人は少ない気がします。「この神山中にあるよもぎや薬草を昔の人はどう利用していたんだろう、そんな知恵を教えてもらい、今の暮らしをより豊かにできないだろうか。」と、いう思いから今回よもぎに注目して活動しました。


そしてやはり神山の新茶!思えばこれも昔から作られてきている神山の文化。これも自分たちで作ってみたいと思いました。

今回講師をして下さった新田幸子さん。
神山薬草協会にも所属されていて、薬草や野草にとても詳しいお母さんです。下分加工所のメンバーとしても活躍されていて、神山の昔ながらの味を今に伝えてくれて多方面で活躍されています。

当日は朝から雨降りのお天気だったので、外の作業になるよもぎ摘みを中止して、室内での手もみ茶作りに予定を変更しました。町内から薬草に興味のある方々(7人)にご参加いただき和気藹々と和やかな雰囲気の会となりました。
IMG_7535.JPGお茶の葉は事前に手摘みしたものをご用意しました。前日にスタッフが手摘みして洗ったあと、電子レンジ(約1分)を使って茶葉の色止めをしています。

その茶葉をホットプレート(保温約120度)を使って乾燥させながら手で揉んでいきます。手もみはお茶の成分を浸出させやすくするためと、お茶の香りを引き出すために行います。

「昔はほいろで時間かけてお茶を作っとった。家で飲む半年から1年分のお茶をいっぺんに作ってな、お茶の量も多かったから周りの家同志で手間がえし合って作業したり、夜遅くまで子供も手伝ってたんよ。」

「今だって摘んだお茶の葉を洗って蒸して、“むしろ”の上で陰干ししながら手もみを繰り返して、乾燥させたら3日程でお茶が作れるんよ。」と、新田さんからお茶のお話しを聞きながら、皆で揉んでいきました。茶葉がパリパリに乾くまで何度も乾燥⇒手揉み⇒乾燥…と、行程を繰り返しながら、お茶の香りや手触りがだんだん変わっていく変化を見ながらの作業でした。

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緑茶.JPG

 

 

 

手もみの間中、お茶の良い香りがしていました。

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さっそく、出来立てのお茶を煎れました。色も香りも上出来!
手作りの新茶の味わいは、とてもまろやかで贅沢な気分になります。

お茶の作り方だけではなく、「草木を燃やした灰を畑に撒くと植物に良い。ネギとか豆が良く育つんよ。コツは畑に撒くまで灰を濡らさない事。」と、作物の育て方(土づくり)も教えてもらいました。「よもぎは体が温まる薬草なんよ。」「虫に刺されたら、よもぎやドクダミよりもイタンコ(イタドリ)がよく効く。葉っぱを揉んで傷口にすりこんだらええよ。イタンコは漬物にしても美味しい。」と薬草や昔ながらの味、そして他にも昔の神山の暮らし等、興味深いお話しをたくさん聞かせていただきました。

新田さんからは「若い人とこうしてお話しする機会がないので、今日はとても楽しかった。」と言っていただき、参加者からも「新田さんから直にお話しを聞ける機会が嬉しかった。」「昔の知恵をもっと知りたい。」など感想をもらって、直接会って話が聞ける場を作る事がとても大切だと感じました。

物の無かった時代、今のおじいちゃん、おばあちゃん達は自然と身に着いた知恵を活かしながら暮らしていて、今もその知恵は驚くほどためになります。その知恵を次世代に受け継いで神山の自然や暮らしを豊かにしていきたい、との想いもこのお茶・薬草部には込められています。

今回はお茶会(野草茶飲み比べ)企画なので、事前に収穫して乾燥させていたよもぎもホットプレートで軽く煎ってお茶にしました。その他、神山で作られた、どくだみ茶、いちょう茶、杜仲茶、そして番茶も用意させていただきました。それぞれ、お茶の色、香り、味の違いを比べる事もできました。

よもぎは比較的どこでも手に入りやすい、身近にある薬草です。その使い方はいろいろあるります。ぜひ、機会がありましたら手作りでよもぎ茶を作ったり、お風呂に入れたり、よもぎを色々楽しんでみて下さいね。

当日までの流れ

(報告:神野)

 

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