悲願寺(ひがんじ)
高根山悲願寺は、長く険しい石段を登りつめた標高700mの山頂にあり、千手観音や天照大神などが古代よりまつられていたと伝えられています。寺の開基は、源満仲の子息美女丸とされており、緑深い寺の南方には、卑弥呼伝説を今に伝える史跡がひそやかに残されています。
その居城跡から明治時代に移されたと伝えられているのが、境内にそびえる常夜塔。常夜塔とは燈台の意味で、その正面上部には古代中国の文字も記されています。今となっては真相解明は難しいけれど、この静かな山中を訪れて、あれこれ推測してみるもの面白いはずです。
日本の滝百選にも選ばれた名滝「雨乞の滝」を越え、坂道を歩くこと30分。静かな山中にひっそりと悲願寺は現れます。(お車で悲願寺までもお越しいただけます。)秋には境内の紅葉が見事です。
駐車場からの歩道は約1.1km、徒歩約50分の上り坂で、雨天時は滑りやすくなっています。歩きやすい靴・服装でお越しください。
所在地 |
〒771-3310 徳島県名西郡神山町神領高根
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アクセス | ①雨乞の滝駐車場から徒歩で移動する場合
上記の距離・時間は「雨乞の滝」駐車場までのものです。 ②直接お車で悲願寺へ向かう場合
お車で悲願寺までお越しの際、道中は山道で道幅が狭くなっており、未舗装の部分もございます。十分にお気をつけてお越しください。 |
料 金 |
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お問合せ |
神山町観光協会088-676-1118(神山町役場 産業建設課内) |