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怪しい大蛇の炎に包まれた焼け山の寺
昔から「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれ、遍路道の中で一番の難所であった焼山寺。十一番の藤井寺からの遍路道はとても険しく、「へんろころがし」と言われるジグザグな坂道も存在します。
寺の境内からは、はるかに四国山地を望むすばらしい展望が開けます。参道には樹齢500年を越える杉の木が100本以上あり、県の天然記念物に指定されている。この巨木は焼山寺のシンボルとして、そびえ立っています。 |
もともとは、大宝年間に役行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)が山を開き、蔵王権現をまつり、庵を結んだのがこの寺の歴史の始まりといわれている。その昔、弘法大師がこの地へ修行に訪れ、疲れから杉の木の下で眠って休んでいたところ、夢の中に阿弥陀さまが現れ、周囲の異変ぶりを告げられました。目を覚ますと山は火の海に。そこで大師が、身を清め、真言を唱えながら山をのぼると、火が徐々に消えていきました。9合目あたりまで来たとき、岩窟から大蛇が姿を現し、大師の修行の邪魔をしようとしました。そのとき光と共に虚空蔵菩薩さまが現れ、その力を借りて大蛇を封じ込めたそうです。その岩窟は今でも残っており、それ以来天変地異は起こらなくなったと言われています。
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