建物や間取りのこと

建物や間取りのこと

「大埜地住宅」は全20⼾。
家族や夫婦のための住⼾18⼾を中心に、
単身者用シェアユニット2⼾(6人分)を
交えて構成しています。

大埜地住宅の中と外

住戸(メゾネット・タイプ)の360度内覧

  • 1F 小上がり

  • 1F ダイニング

  • 2F 子ども室

  • 2F 寝室

  • 2F 洗面脱衣・浴室

  • 2F バルコニー

  • 1F 南庭

間取り

  • 1階

    1階

    1階

    南側半分は、庭に面した土間のようなリビング・ダイニング。屋外につながった、家族の中心の場となる空間。(点線表現の家具・什器は 入居者の持ち込みです)
    玄関は、北から南に抜ける通り土間と、段差なく連続。土足/上足の区分は入居者毎の判断となります。玄関扉から入って内側のスペースは、納戸として収納に使うことも、居室的に使うことも出来ます。
    転車は北側軒下に1~2台駐輪可。
    住宅地中央に共有の駐輪場もあります。

    2階

    2階

    2階

    屋根裏収納を上に持つ納戸型の衣服収納(ウォークイン・クローゼット)を中央に配し、居室を南北に分けています。子どもの成長に 応じた区分には、家具やカーテンの利用も効果的です。個室化を要する際は、梁下の位置に壁を建てることも出来ます(工事費は入居者負担。共通の基本仕様に基づき施工していただきます)。
    お風呂を2階に上げることでプライバシーを確保するとともに、1階に空間的なゆとりを与えています。

    その他

    各戸が壁で接していますが、通常の音声なら隣の話し声等は聞こえません。壁内に遮音シートと断熱材で防音対策。 神山の森林資源を活かし、木質ペレットボイラーで沸かした熱を各戸に送り、給湯と暖房に使います。また、冬でも40~50度になる屋根面で新鮮な外気を温め、その熱を移送・蓄熱することで床下を温める「びおソーラー」と いう補助暖房もあります。 エアコンも取り付け可能(壁下地・配管ルートが用意済みの位置に特定されます)。体感温度には個人差がありますが、冷暖房に頼り過ぎない、エネルギーコストの低い住環境づくりを試みています。
    一戸あたりの延床面積は、1階・2階を合わせて約87㎡(=26.3坪)。

  • リビング・ダイニング・キッチン

    南側の庭に面したリビング・ダイニングは、屋外につながった、家族の中心の場となる空間。(点線表現の家具・什器は入居者の持ち込みです)また、リビング・ダイニング の床は、車いすなどでも傷つきにくい硬い素材のフローリング(ヒノキ)にしています。

    玄関

    玄関は、入るとすぐリビング・ダイニングにつながる、広がりのある空間。バリアフリー対応として、玄関戸および玄関からリビングヘの段差を2cm以下に抑えています。

    水回り

    車椅子でも洗面室の中まで入れるように、トイレと洗面の壁をなくし、1室としています。お風呂は、介助しやすいよう、他の住戸より広くしています。

    子ども室・寝室

    リビングとの間は、収納および引き戸で区切られています。寝室は壁で区切られていますが、子ども室との間にドアはありません。子どもの成長に応じた区分には、家具やカーテンの利用も効果的です。個室化を要する際は、梁下の位置に壁を建てることも出来ます(工事は入居者負担。共通の基本仕様に基づき施工していただきます)。

    その他

    2階部分は、最大3人の単身者がリビングや台所を共有して暮らすシェアハウスです。通常の音声での話声や足音は響きにくいよう、天井裏に断熱材などで対策しています。 神山の森林資源を活かし、木質ペレットボイラーで沸かした熱を各戸に送り、給湯と暖房に使います。また、冬でも40~50度 になる屋根面で新鮮な外気を温め、その熱を移送・蓄熱することで床下を温める「びおソーラー」という補助暖房もあります。 エアコンも取り付け可能(壁下地・配管ルートが用意済みの位置に特定されます)。体感温度には個人差がありますが、冷暖房に頼り過ぎない、エネルギーコストの低い住環境づくりを試みています。
    一戸あたりの延床面積は、約80㎡(=24.2坪)

  • 共有部分

    外階段から2階に上がって、住戸の玄関 にアクセスします。玄関は広い土間になっていて、入ったらすぐリビング・ダイニングのある空間が広がります。
    南側のベランダに面した、見晴らしのよいリビング・ダイニング。入居者同士のコミュニケーションの中心の場となる空間です。

    専有部分

    各個室の広さは約5.5帖で、入口には鍵がつきます。収納コーナーには、ハンガーパイプが設置されています。

    共有備品

    エアコン(リビングに1台)、冷蔵庫、洗濯機、TV、掃除機、オーブンレンジ、鍋・フライパン・ボール・包丁・お玉など調理器具ー式、コップ・箸・カトラリー等食器類、カーテン、ダイニングテーブル・チェア、Wifiルーターなど。

    その他

    神山の森林資源を活かし、木質ペレットボイラーで沸かした熱を各戸に送り、給湯と暖房に使います。暖房設備として、リビングと各個室の壁面にパネルヒーターを設置。また、冬でも40~50度になる屋根面で新鮮な外気を温め、その熱を移送・蓄熱することで床下を温める「びおソーラー」という補助暖房もあります。体感温度には個人差がありますが、冷暖房に頼り過ぎない、エネルギーコストの低い住環境づくりを 試みています。
    他の2戸と壁や天井で接しています。通常の音声ならお互いの話声は聞こえませんが、足音は響くことがあります。壁内に遮音シートと断熱材、天井裏に断熱材などで対策。庭はありませんが、共有菜園が別にあります。

自然環境を生かし、
暮らしの変化に寄り添う住まい

南向きの台所と居間は、夏の熱い日差しを樹木で遮り、冬の日差しは奥まで取り入れます。窓の位置も、川沿いの涼しい風を取り入れる設計。建物の外の環境とつながることで、エアコンやストーブなどの設備に頼りすぎず、快適に暮らせる住まいづくりを試みています。

  • 風や空気の動きをうまく取り込めるよう、窓の形状や位置を工夫しています。

  • 洗面脱衣室の天窓は、光を十分に取り入れるとともに、室内の湿気・熱気を逃がす役割も。

  • 1階の床はコンクリートタイル仕上げで、昼間の太陽の熱を蓄熱。暖房効果が得られます。

  • 「びおソーラー」は、屋根集熱・床下蓄熱を特徴とするソーラーシステム。冬も夏も、自然の力で室内環境を快適に整えます。

  • 木質バイオマスを燃やした熱で温める「温水式床下暖房」で、屋根から送られた空気をさらに温め、室内に送りこみます。

  • 室内の壁は調湿機能のある珪藻土や、健康に配慮した自然系塗装材で仕上げています。

  • 2階の部屋は、暮らしの変化に合わせて、構造梁を頼りに部屋を仕切ったり、家具で部屋のレイアウトが変化できるように設計。

  • 神山町の民家によくある「オブタ」と呼ばれる軒下スペースを大埜地住宅にも導入。人を迎え入れる空間としても使われます。

地域の木で温める

住まいの中でエネルギー消費がとくに大きいのが「給湯」と「暖房」。

大埜地の集合住宅では、住宅をつくる建材としてだけでなく、暮らしのエネルギーとしても、神山町の森林資源を活用。森林資源を使えば使うほど、まちの森林の手入れが進みます。

木質バイオマスボイラーでつくった熱を各住⼾へ共有するシステムを導入。製材所から出るおが粉を原料に、町内で製造されている木質ペレットが燃料です。

お問い合わせ

神山町役場・総務課

〒771-3395 徳島県名西郡神山町神領字本野間100
TEL:088-676-1111   IP電話:050-2024-2000   
FAX:088-676-1100
E-mail:co-housing@kamiyama.i-tokushima.jp

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